古紙回収は無料で行っても価値ある資源

古紙回収は無料で行っても価値ある資源

パソコンやスマートフォンの普及が進んでペーパーレスが叫ばれるようになってきました。特に書籍や雑誌、新聞などは電子化へ広がりを見せています。しかし、実際の電子化普及率はまだまだで、全体的に浸透するには時間がかかりそうです。

新聞やチラシ、書籍などを無料の古紙回収業者にまとめて出すことも、今の日本では習慣化されてきています。リサイクルのための古紙回収を始めた1970年では回収率が40パーセント弱しかなかったのに対し、現在は約80パーセントという高い回収率になりました。これは日本人の環境問題に対する知識と意識の高さから生まれた結果だと考えることができます。

古紙回収業者は自治体の協力などで大量の古紙を効率よく回収することができ、回収された古紙は加工業者が加工して、トイレットペーパーや紙製品として生まれ変わります。このサイクルは古紙再生に協力するそれぞれにとってメリットがあり、そのうえ、資源の回収量を増やしゴミは減量させるという好循環となります。日本の古紙再生事業とその取り組みは世界的に見ても優秀です。古紙回収は無料で実施されることが多いですが、無料で回収して再生させる価値がある大切な資源なのです。自治体を通してではなく、個人で回収を依頼することも可能となっていますので利用してみましょう。

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